こんにちは!設計の今富です。
今日も施工中の現場のご紹介をしたいと思います。
この前は鉄筋の状態でしたが、今回は基礎コンクリートの打設現場に行ってきました。
ポンプ車から送られるコンクリートを型枠内に打ち込んでいきます。
写真に見えているホースで入れていきます。
型枠内に打ち込まれたコンクリートを専用の機械で揺らして、途中で固まらないように
隅々まで行きわたるようにしています。また、打ち込まれたコンクリートの表面を平らにならす
作業もしています。
この作業は一時間弱行われていました。ゆっくり施工するとコンクリートが固まり始めてしまうので、
時には素早い施工も大事ですね。
そこから基礎がしっかり固まるのを待つために、1~2週間期間を空けます。
そして昨日現場に行ってきたのですが、上棟が終わり、全景が見えてきました。
複数人の大工さんで一日でくみ上げるのはいつも感心します。
後ほど写真を貼るので見ていただきたいのですが今はプレカットといって、工場で寸法通りにカットしてもらい、
柱等に一本一本番号やQRコードを付けて位置を確かめられるようにしています。
この技術の進歩のおかげで、施工コスト、工期の削減かつ正確な施工につながっています。
柱、梁が組まれると家の形が想像しやすくなりますね。
梁と梁の材が変わる部分や、梁と柱が交わる部分は地震が来た時に外れたりずれたりしないように、
金物で緊結されています。
まだ上棟から一日二日しか経っておらず金物全てはついていないので、施工中にもずれないように、
仮の補強として斜めに木材をいれています。(これは金物をつけたら外します。)
家ができたら見えなくなってしまうのですが、見えない部分こそ家を支えているので、
これからもしっかりと検査し、発信できたらなと思います。
それではまた!